自然界の「我儘(わがまま)」は美しい
自然界の生き物たちは、みな「わがまま」に生きています。そこには淘汰されていく種もあれば、変化していく種もあります。それは地球が受け止められる範囲内の「自然な新陳代謝」であり、本来そこに歪みはありません。命を繋ぐための、純粋な「わがまま」は美しいのです。
しかし、数が増え、力を持ちすぎた人間だけは、地球の処理能力や他の生物の適応スピードを超えた量と速さで、自分たちの都合を押し通しています。その結果として現れているのが、今の世界の「歪み」なのだと思います。
「知ること」がブレーキになる
「邪魔だから排除する」「便利だから使う」といった短絡的な「人間勝手」は、対象が「見えていない(解像度が低い)」からこそ起こります。その裏には、猛烈に、懸命に生きている命があります。
今、地球上にあるすべての命は、38億年という気の遠くなるような時間を、奇跡のような確率で繋がれてきたものです。
森のこと、そこに生きる植物や動物、虫や菌類。これらを深く知り、観る解像度を上げることによって、「少しだけ人間勝手を減らそうかな」と、一人でも多くの方に思っていただけたら嬉しいです。
そして、自然を観る解像度が上がることは、きっとあなた自身の人生を豊かにしてくれると信じています。

北山 哲平
