教科書の「答え」を調べるのではなく、目の前の自然から「問い」を立ち上げる
「レストランでは水が無料ででてくるが、これは当たり前なのか?」
私たちが日常でひねる蛇口の向こう側には、数十年、数百年の歳月をかけて雨水を磨き上げる「森という名の水工場」が存在します。
約600万年前、南からやってきた島が日本列島にぶつかって隆起した太古の大地「御坂山塊」。
豊かな土壌と巨大な樹木が育むこの森を実際に歩き、手で触れ、匂いを嗅ぐことで、水と森が織りなす壮大な循環を五感で解き明かしていきます。
プログラム概要
対象:小学生から高校生の学校行事、企業研修
分野: 環境教育、水資源、森林循環、主体性の育成
所要時間: 約2時間〜3時間(調整可能)
実施場所:御坂山塊(裏山)
移動方式: 徒歩(光風閣くわるびに滞在を想定)
対応人数: 20名〜
体験料金:1,100円~
- ①20分導入(オリエンテーション)
水のテーマ提起と、森を観察する際のアプローチや注意点を共有。
- ②90~120分源流トレッキング&観察ワーク
貸切バスなどで樹海の入り口まで移動。
- ③10分~30分グループワーク
森の中で見つけた気づきや疑問をグループで共有、議論。
- ④10~30分発表とまとめ
水と森の繋がりについて、各グループの視点を発表とガイドからのフィードバック。



このプログラムで育む4つの力
日常の疑問を深める「視点の転換」
当たり前に存在するインフラや自然の恵みに対して、「なぜ?どこから来たのか?」と問い直す視点を養います。
生態系サービス(自然の恵み)の仕組みの理解
森の土壌が雨水を蓄え、ゆっくりろ過して澄んだ水へと変える「緑のダム」の仕組みを現地で体感します。
当事者意識(主体性)の醸成
豊かな水資源は永久不変ではなく、人々の森との関わり方次第で変化するという「自分ごと」としての危機感と責任感を育みます。
五感による直感的理解
源流の冷たさ、腐葉土の柔らかさ、森の空気の匂いなど、一次情報から納得感を得る体験を提供します。
樹海探究 4つのステップ
【Step 1:始まり】コップ一杯の水から考えること
「当たり前」を問い直す問いかけからスタート。水があることの奇跡と、その起点となる森へ足を踏み入れます。
【Step 2:見つめる】「森という名の水工場」を知る
源流域の森を歩き、落ち葉が重なるふかふかの土(腐葉土)に触れます。機械ではなく「森そのもの」が水をろ過するプロセスを五感で実感します。
【Step 3:これから】失われる可能性と、私たちの選択
森の手入れや環境変化によって水資源が脅かされる可能性を考察。未来の蛇口から出る水を守るために何が必要かを考えます。
【Step 4:学び】自然の恵みの価値を再確認する
自らの足で歩いた体験を通じ、一人の人間・社会の一員として「これから自然とどう関わるか」という行動の指標を導き出します。

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