春になってキジを見ることが多くなりました。
キジは飛ぶのがあまり得意ではなく、頭もあまり良さそうではありません。それでもこれまで淘汰されずに生き残ってきました。
生き残るのに必要なものは強さや賢さではないようです。
しかしあんなに目立つ色をしていて天敵に見つかりやすそうだし、大丈夫なのかと心配になります。そこでキジの天敵を考えてみました。イタチ、テン、タヌキ、野良猫、このあたりでしょうか。野良猫はちょっと違うかもしれませんが、あとは夜行性でした。ということはきっと色の感知ではなく温度や動きもしくは匂いを感知するタイプでしょう。白黒に近いように見えてそうですね。
逆に木の実をよく食べ視力をたよりに生きる鳥たちにとって色はとても重要なのでしょう。だからこそ異性へのアピールもカラフルなんですね。
そう考えるとなんだかキジも環境にピッタリとハマっています。生き残れてるということはきっとそういうことなんですね。

