先日、知床と野付半島へでかけてきました。
今回はヒグマ、シャチ、オジロワシ、キタキツネ、エゾシカ、フルマカモメ、オオセグロカモメなどなど沢山の野生動物に出会うことができました。
また地球の活動が作り出した素晴らしい景色の数々、北の大地ならではの木々や草花なども見ることができました。
富士山周辺情報ではないですが、こちらも少しづつ紹介していきたいと思います。またこの旅で気づいたことなども綴っていきたいと思います。






まずはウトロや羅臼でそこら中にいたオオセグロカモメです。
セグロカモメとの違いがいまいちわかりませんが…たぶんオオセグロカモメです。
海沿いには大体どこにでもいて、崖などに巣を作っているように見えました。
カモメのフンで崖が白くなっているところもあります。
建物の軒下などに巣を作っているものもいました。


写真を撮っていて、嘴の下が赤くなっているのに気がつきました。
最初は何かついているのかなと思ったのですが、全個体赤くなっていました。
気になって調べてみました。
この赤い点は成鳥にだけあるようです。雛たちが餌をねだるときにこの赤い点をつつくそうです。そうすると親鳥は半分消化された魚などを吐き出すようになっているのだとか。
とてもおもしろいと思いました。
人間は、もしくは哺乳類全般かもしれませんが本能(母性)はもちろんですが、「感情」というものを駆動させて子育てをしているのだと思います。
そしてわたしはこれが当たり前すぎて、全生物そうやって生きているように思いこんでいました。
しかしよく考えてみると卵を産みっぱなしで子育てをしない生き物も沢山います。昆虫などはほとんどがそうでしょう。
オオセグロカモメ(セグロカモメも同じようです)は身体的反射(リアクション)で給餌をおこなっているというのがとても新鮮でした。
もしかしたら「母乳も吸うと出るリアクション」という考え方もできるかもしれませんが…
生き物それぞれに独自の進化をしていて感動します。





