暑さ寒さも彼岸までといいますが、このあたりではお盆をすぎると、暑さはずいぶんと和らぎます。朝晩は肌寒いくらいです。
空が高い日も増えてきました。

湖の温度はというと、気温より2か月ほど遅れて変化していきます。夏に温められた水がまだ冷え切らない12月と、冬の冷たさが残る5月初旬の水温がだいたい同じくらいだったりします。
夕焼けに染まる富士山も、なんだか夏の終わりを感じさせる色です。

夜になると虫たちが鳴き、森の中ではキカラスウリでしょうか、甘い匂いが漂っています。
灯りにつられてやってきたのはオオミズアオです。ひょうきんな顔でこちらを覗き込んでいます。

リスや鹿たちも、冬を迎えるための準備に忙しくなる季節です。冬までにしっかりと脂肪を蓄えなければいけません。
道端では、セイタカアワダチソウとススキが競い合って風に揺れています。


一昨日は家々の軒先で送り火が焚かれていました。
今月26日と27日には富士吉田の火祭りが行われます。諏訪神社と浅間神社、両社のお祭りです。
26日夕刻、金鳥居から神社までの約1.5kmに並ぶ70本余りの大松明に火が灯ります。
※写真は昨年の様子です。




翌日は「すすき祭り」です。参拝者がすすきの玉串を持って神輿のあとに続きます。
大松明が有名ですが、実はこちらがクライマックスです。
すすきの穂が揺れ、祭りが終わると、富士山の夏が終わっていきます。

