久しぶりにまとまった雪が降りました。
気温は高く、湿った重い雪が一日中降り続きました。
キジが木の下で雪を凌いでいましたが、やがてどこかへと走っていきました。
翌朝はすっかり晴れました。
太陽を浴びた木々からどんどん雪が落ち、あちこちで雪煙があがっています。
枝に残った雪もみるみる溶けて、雫となって滴り落ちてきます。



雪の重さに耐えかねて、折れた枝や倒れた木もあちこちに見受けられます。
春を待って膨らみ始めていた芽も、枝ごと地面へ。それでも、樹々は毎年こうした淘汰を繰り返しながら、新しい葉を出し、花を咲かせます。
決してすべてが生き残るわけではありません。準備していたものの一部が次へと繋がっていきます。中には丸ごと倒れて朽ちていく木もあります。
自然はこうして自らを整えていくのかもしれません。



今朝は昨日の静けさとはうってかわって、鳥たちの声で賑わっています。
鹿たちも動き始めました。深く積もった雪に足をとられ、跳ねるようにして移動していきます。
雪の上で腰を下ろして休んでいるものもいます。
冬毛は寒さからしっかり体を守ってくれるようです。
日差しは暖かく、雪はあっという間に溶けてしまいそうです。
春は、もうすぐそこまで来ています。

